なんだなんだ、そうだったのか

娘が発達障害だった、と思ったら私もでした!人生半ばで気づいたよ。まったく新しく見える世界を、観察していきます。

スポンサーリンク

【イタイ?カワイイ?】

娘は、ADHD特有なのか、彼女のキャラなのか、

身近に他のADHDのお子さんを知らないので何とも言えないけど、

 

間が悪い。挙動不審。動きが珍妙でおかしい。言動もときどき珍妙。どんくさい。

あと、人との間合いのつめ方が唐突で、かつウザいので、「巻かれる」とか、「なんとなく引かれる」ことが多くて、そういう現場を見てしまうと何とも不憫でいたたまれなくなることがよくある。

 

こういう娘の性質に振り回されたり疲弊させられたりはしてるんだけど、ただ、親ばかかもしれないけど、これが・・・愛しくもある。

 

動きがスムーズで、そつなく自然にふるまえる子より、なんかキョドってる娘のぎこちなさと一生懸命さが、何とも言えずカワイくも見えるのである。

そもそも私も同類だし、引っ掛かりもざらつきもないものよりはヘンテコなものの方が面白いと感じる。

 

変顔の微妙さとか、よくわからないギャグ(まったく面白くない)とか、

絶妙なタイミングとフォームでのコケ方とか。

 

「この人、キテるな~!!」

とよく思うのだけど、それは私の中ではむしろほめ言葉である。

 

だいぶ前から、「痛々しいけど愛しい、から、『痛カワイイ』だよね!」

と、こういうキャラを形容する言葉を発案して使っていたのだけど、

 

ふと検索してみたら、なんと普通にあるんだね!「痛かわいい」という言葉。

軽くショック!

でもなんか、私が娘を形容するのに使っているのとはちょっと意味が違うようだ。

 

最近、発達障害や自閉を持つ人の天才性とか、特定の秀でた分野を伸ばす、みたいな話を結構よく見かけるけれど、うん、まあそれは、「社会で役立てることができる」「それで身を立てることができる」みたいなことだよね。

 

けど、そういう「スゴイ能力」とかじゃなくてもこのADHD?ざっくり発達/自閉症スペクトラム全般?の、独特の愛らしさとか面白さみたいのってあって、それは「強み」とも言える、「持ってるもの」でもあるような気がするんだけど…

リサーチしてるわけでもないのでまだうまく表現できない。