なんだなんだ、そうだったのか

娘が発達障害だった、と思ったら私もでした!人生半ばで気づいたよ。まったく新しく見える世界を、観察していきます。

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【娘の友達が遊びに来ています】

娘は小2なのですが、学童に行っているので小学校に上がってからこれまで友達と待ち合わせて遊ぶことはありませんでした(幼稚園のとき、お母さんも込みで行き来することはありましたが)。

それが最近は、周りの友達が放課後に自分たちで約束をして遊ぶようになり、「私も誰々と遊びたい」というようになってきました。

 

まだ彼女は自分で友達と約束を取り付けて遊ぶ、ということはできません。私もクラスで知っているお母さん自体が少ないし、遊びたいという子の名前を聞いても、誰かもわからないしましてや家も知らない。ついこの間まで、一体どうしていいのかわからない、という状況でした。

 

でもこの頃、少しずつですが、近所の同学年の子のお母さんと話す機会があったりして、家に遊びに行かせてもらうことが出てきました。

 

今日は、娘が逆にその友達を自宅に呼びたいというので、はじめて同級生二人をうちに呼んで遊ばせています。

 

私は正直なところ、子どもの扱いがよくわからない(というか基本的に苦手)上に、子どもの母どうしのお付き合いも塩梅がよくわからないので緊張するし、さらに自分のペースや空間を乱されることが非常に苦手なので、「子どもが遊びにくる」というのは結構なストレスです。

それでも、こういうのはお互い様だし、子どもがいる生活というのはこういうものだと思うので、がんばって誘ってみました。

 

もうかれこれ3時間ほど、2年生女子3人とうちの4歳の息子とで遊んでいますが、まず驚いたのは娘が、思いの外友達とスムーズに遊べているな、ということです。ソーシャルスキルは決して高くないので、きっともめたり、2対1で仲間はずれになったりするんじゃないかな、と思ってました。

 

それが、意外とうまくやりとりしているのです。仲良しこよしで平和、というわけではなく、ぶつかるシーンはちょこちょこあるのですが、嫌なことをされたら「それはやめて」とか「勝手に出さないで」とか、ちゃんと言うのです。

私、小さい頃は多分言えてなかったと思うなあ。で、そのあとは気まずくなるでもなく普通に遊んでいる。

あと「これは私あんまり面白くない。こっちをやろう」とかお互いに言い合っていて、娘も同じようにやっている。

 

幼稚園のときに友達を呼んで遊んでいたときは、もっとぎくしゃくしたり、譲り合えずにギャン泣きしたりしていたことを思うと、ずいぶん成長したみたいです。これは、友達と遊んでるところを横で見る、という、この状況ではじめてわかったことでした。

 

1年生のときから、クラスでちょっと問題のあるような子にちょっと暴力を振るわれたり意地悪をされたりしているのですが、それも、最近になってやっと「その子が後ろを振り向いたときに怖い顔をしているときは、あまり話しかけないほうがいいとわかった」などと言っていて、少しずつですがソーシャルスキルは自分なりに獲得して行っているようです。

 

ところで小学生二人を家に呼んでもう一つ再認識したのは、先に書いた私のこの「自分のペースや空間を乱されるのが苦手」という部分。

うーんやはりこれは私には厳しい!!娘は発達障害持ちのややこしい子なのでもちろん日々振り回されて大変なわけですが、そうでなくてもやっぱり子どもは普通にややこしかった(- -)

 

私の想定外のタイミングで想定外のことを山のように言ってく寝室に入る、台所に入ってお菓子を持っていく、部屋に置いてあるものをいろいろ触る、遊びに使う道具をあれこれ出してと要求する…。

 

これはあれです、仕事でタスクリストにないことや、スケジュール(私の)に組み込まれていないことへの臨機応変対応をせまられるのと、同種のストレスです。子どもの要求はまたかなり想定外のところから飛んでくるので、よりハードです。

 

いいよいいよ、子どもは好きなようにやればいいよ、と、どっしり構えてほったらかしていられるお母ちゃんにホント憧れますが、生まれ変わって脳みそ変わらないとそれは無理そうです。